県内の日本酒の蔵元が仕込んだ「新酒」の出来栄えを審査する鑑評会が、14日、宇部市で開かれました。
宇部市の県産業技術センターで開かれた新酒鑑評会は、県内16の酒造場から吟醸酒や純米酒など119点が出品されました。
審査は、広島国税局の鑑定官や県産業技術センターの研究員などが担当し、はじめに新酒の香りをかぎ、次に口に含んで味のバランスを確かめていました。
純米酒の部では今年度から新たに米本来の味わいの良さに注目する審査基準が加わったということです。
(県酒造組合・岩﨑喜一郎会長)
「鑑評会に向かって磨いてきた技を、より市場性のある個性に富んだお酒を造るために生かしていきたいと思います」
大吟醸酒、純米吟醸酒、純米酒それぞれの最優等賞などは4月に発表されます。
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