ライトアップや大噴水などが新たな賑わいや観光コンテンツにつながるかを検証する「社会実験」が下関市で行われています。
関門海峡沿いで始まった「あかりの社会実験」では、あるかぽーと地区の親水緑地や海響館周辺におよそ130基のLED照明を設置しています。
15日は下関市の前田市長などがスイッチを押してライトアップが始まりました。
大噴水では岸壁から海峡に向けてくみ上げた海水を放水し、7色の照明をあてています。
また、船から関門エリアの景観を楽しむ「サンセットクルーズ」の運航も行われました。
あるかぽーと地区では、星野リゾートが来年秋の開業を目指してホテルの建設を進めています。
今回の社会実験は、これらの取り組みが新たな賑わいや観光コンテンツにつながるかを検証します。
(下関市 前田市長)「唐戸エリアは船で通っている時は明るくてきれいだけど、少し南に行くと暗くなって観光客にはなかなか通用しないと思って。巌流島を今からライトアップすると1つの観光資源になる。」
大噴水やサンセットクルーズの運航は、すでに終了していますが、夜間のライトアップは、今月31日まで行われています。
時間は午後7時から午後10時までとなっています。
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