午前11時42分、下関地方気象台は暴風と高波及び降ひょうに関する山口県気象情報を発表しました。
山口県の沿岸の海域では、20日明け方から昼過ぎにかけて暴風に、瀬戸内海側の沿岸の海域では20日朝から昼過ぎにかけて高波に警戒してください。また、山口県では、19日夜のはじめ頃から20日昼過ぎにかけて落雷や竜巻などの激しい突風、降ひょうに注意してください。
20日は前線を伴った低気圧が発達しながら日本海を東に進み、九州北部地方は気圧の傾きが大きくなる見込みです。また、九州北部地方の上空約5500メートルには、氷点下27度以下の強い寒気が流れ込み、大気の状態が非常に不安定となるでしょう。このため、山口県の沿岸の海域では、20日は北西の風が非常に強く吹き、しける所があるでしょう。山口県では、19日夜のはじめ頃から20日昼過ぎかけて局地的に積乱雲が発達し、落雷や竜巻などの激しい突風、降ひょうのおそれがあります。
<風の予想>
20日に予想される最大風速(最大瞬間風速)
日本海側 20メートル(30メートル)
瀬戸内側 20メートル(30メートル)
陸上15メートル(30メートル)
<波の予想>
20日に予想される波の高さ
日本海側 4メートル
瀬戸内側 3メートル
<防災事項>
暴風や高波に警戒し、落雷や竜巻などの激しい突風、降ひょう、急な強い雨に注意してください。発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど、安全確保に努めてください。農作物や農業施設の管理に注意してください。
今後発表する警報や注意報、気象情報などに留意してください。
次の情報は、19日16時30分頃に発表する予定です。