宇部市交通局は、先月(2月)、市内で一般車両を右折レーンで追い越し、そのまま赤信号の交差点に進入する危険な運転していた路線バスの男性運転士について停職1ヶ月の懲戒処分としたと発表しました。
懲戒処分を受けたのは宇部市交通局の会計年度任用職員で、67歳の男性運転士です。
宇部市交通局によりますとこの男性運転士は先月(2月)12日午前10時25分頃、市内のT字路交差点で、左折レーンで停車している車を右折レーンから追い越し、赤信号で交差点に進入し左折しました。
男性運転士は今月13日、「交差点右左折方法違反」で違反点数1点、反則金6000円の行政処分を受けています。
宇部市交通局はきょう(22日)付けでこの男性運転士を停職1ヶ月の懲戒処分としたと発表しました。
あわせて管理職など3人について文書訓告の処分としています。
また宇部市交通局はこの男性運転士について新年度(令和6年度)の任用更新を行わないことを決めたとしています。
宇部市交通局の大谷唯輝局長は「市民及びバス利用者からの期待を大きく裏切ることとなったことは極めて遺憾です。信頼回復に万全を期するよう務めてまいります」などとコメントしています。