利用者減少が続くローカル線の利用促進に優秀な取り組みを行った団体と個人が表彰されました。
ローカル線の利用促進を図ろうと、県は去年、「やまぐちローカル線応援団」を創設し、18団体が登録しています。
きょう(22日)はそのうち、優秀な取り組みを行った5つの団体と「#やまぐちローカル線応援団」としてSNSに写真を投稿した個人3人に表彰状と記念品が贈られました。
12年前から活動するおごおり地域づくり協議会は山口線でDLやまぐち号が運行する際には旗を振って見送ったり、地元の和太鼓チームと一緒に盛り上げたりしています。
また、山口市役所に勤務する浜中裕史さんがSNSに投稿した珠玉の1枚がこれ。何が珍しいかというと・・・。
「昨年のワイルドバンチの時、宇部線に臨時列車が走ったんですが、山口きらら博以来、行き先が“臨時”って出るのが珍しい」
宇部線でおよそ20年ぶりとなる雄姿を捉えるため、浜中さんは音楽フェスに行くのを我慢し、シャッターに集中したということです。
通勤で列車を使うという浜中さん。
「マイカー利用の方が増えているのかな。親御さんの送迎とか、私立高校だと独自でスクールバスを走らせたり、年々、確かに少なくなっているのかな」
いわゆる赤字ローカル線の維持・存続が全国的に課題となる中、県は沿線の自治体などと利用促進を図る方針です。
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