光市の災害対応の拠点となる防災庁舎が完成し、23日に記念式典が開かれました。
光市の防災庁舎は、市役所本庁舎の横に総事業費およそ9億9000万円をかけ建設されたもので記念式典では、関係者らがテープカットをして完成を祝いました。
2018年7月の西日本豪雨では、光市内でも総雨量456ミリを観測、500棟をこえる住宅が被害を受けました。
これを受け、光市では本庁舎の建設計画を凍結、災害対応の拠点施設として防災庁舎の建設に着手しました。
庁舎は、耐震構造の鉄筋コンクリート造り3階建てで防災情報システムを映しだすモニターを備えた災害対策本部会議室のほか非常食や水を備蓄する防災倉庫などを備えています。
(光市 市川市長)
「どのような災害にも対応できると思っている市民の安心安全を守る砦ができたと本当に感慨がひとしおです」
光市の防災庁舎、25日から防災危機管理課の職員が常駐し執務する予定です。
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