週末から、ぐずつく天気が長く続いている県内…きょう25日(月)の日中は、雨が小康状態の時間が多かったのですが、夕方になり再びまとまった雨雲が流れ込んできて、雷を伴って強い雨となっている所もあります。
長雨をもたらしている東西に長く伸びる前線の上で東シナ海で低気圧が発生し、この低気圧が、あす26日(火)午前にかけて、西日本を通過していく見込みです。
夕方から降り出している雨は、夜も本降りが続きます。
そして、あす26日(火)の未明からザーザー降りとなる所も多く、朝の通勤通学の頃は、傘を差しても足下などが濡れてしまいやすい状況になる可能性もあります。
午後は低気圧は東に去って雨は止んでくる見込みです。今度は朝、持って出かけた雨傘を帰りの際に置き忘れないようご注意下さい。
また、雨上がりから冷たい北風が吹き、夜にかけて朝より気温が下がっていきます。
お出かけの際の服装選びなどにも、ご注意下さい。海上は高波にも、船舶など注意が必要です。
山口県内もサクラシーズン間近!
ぐずつく天気が続いている県内ですが、サクラのつぼみは、だんだんほころび始めた所が県内では多くなってきました。
23日(土)に高知でサクラ開花の発表があり、きょう25日(月)は、宮崎、広島でも開花が発表されています。
下関地方気象台にあるサクラの標本木は、きょう25日(月)の段階で1輪、花開いている、とのことですが、開花発表基準の5~6輪以上の開花までには至らず、開花発表は見送りとなりました。
しかし、もう間もなく、といった段階にはなっています。
今後は、27日(水)は久々の日ざし。木曜日が一時ぐずつくものの、金曜日から今度の週末は日ざし十分と見込んでいます。
また、今週後半は暖かさが増し、この暖かさでサクラの開花が一気に進んでいきそうです。
今週はサクラの花が日に日に増えていくのが楽しみな一週間です。
今週末頃は、まだ満開には少し早いと思われますが、だいぶ見応え十分のサクラも楽しめる所があるかもしれません。
日々のサクラ開花の様子に注目しながら、サクラの花をしっかり愛でる計画も進めていきましょう。
(KRY山口放送 気象予報士 山本昇治)