下関市立大学で25日、卒業式が行われ、およそ450人の学生が学び舎をあとにしました。
卒業式を迎えたのは、経済学部441人、大学院11人の合わせて452人で各科の代表者に卒業証書が手渡されました。
卒業生が入学した4年前は、コロナ禍で、入学式は行われず、1年生の前期は、オンライン形式での授業で大学に通う事はできませんでした。
その後、徐々に対面授業が増えていったものの制約のある学生生活を送ってきました。
(謝辞)
「コロナ渦で制限された日々を送ってきたことから、どんなに小さなことでも全力で取り組み一日一日を大切に過ごすことを意識するようになりましたこれから進む道においても目標に向かって粘り強く努力する姿勢を大切にしていきくたいと」
就職内定率は、98.6%で県外からの学生が多いこともあって県内の企業などに就職した人は、50人で、11.7%9割近くが県外に就職しています。
(学生は)
「コロナはあったんですけど最終的には最高の4年間かなと思いますいろんな友人たちや大切な後輩とか出会えたんで」「友達作りが最初できなくて大変だったし不安大学ってどんなところか分かんなかったし不安が大きかった自分らしさを忘れない社会人になりたい」
また、市立大学に4月開設される新しい学部データサイエンス学部の学部棟が完成しました。
学部棟は、鉄骨造りの4階建てでおととし11月からおよそ7億9千万円をかけて建設を進めていました。
1階には、講義室や学生ラウンジが作られ2階から4階は、教員や学生の研究室となっています。
定員は、80人で、一般選抜の志願倍率は、10.6倍でした。
市立大学の入学式は、4月3日に予定されています。
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