土地取引や資産価値の目安となる地価が公示され、山口県内の商業地は1993年以来、31年ぶりに上昇に転じました。
ことし1月1日時点の山口県内の地価は住宅地で3年連続で上昇し+0.5%。
商業地は+0.3%で1993年(平成5年)以来実に31年ぶりに上昇に転じました。
商業地は9つの市町で上昇していて、特に駅周辺の再開発が進む周南市が0.9%。
駅北エリアで開発が進む防府市で0.8%。
新山口駅北地区の再開発事業などが進む山口市で0.7%上昇しています。
中でも周南市平和通1丁目19番は店舗需要も回復基調にあり、地域の活況度にも復調が窺われていて、去年は変動率が0%、県内43位だったのがことしは+1.8%、9位となっています。
一方、住宅地は10市町で上昇し最も変動率が高かったのは和木町で+1.4%、次いで山口市が+1.1%、岩国市が+1.0%となっています。
なお、都道府県庁の所在地別にみると山口市の住宅地は全国45位となっています。
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