「必ず利益が出る」などと語るSNSを使った投資詐欺や、パソコンのウイルス除去を発端としたうそ電話詐欺など、宇部市で現金や電子マネーをだまし取られる詐欺事件が相次いで確認されました。
このうち、宇部市に住む40代の会社員の女性は、SNSを使った投資詐欺で現金25万円をだまし取られる被害に遭いました。
警察によりますと2月21日頃、女性は知人から紹介された投資会社の担当者などとSNSでつながり投資運用アプリをダウンロード。
その後、担当者から「指示通りに取り引きすれば必ず利益がでます」などとメッセージが届き、話を信じた女性は指定された口座に2度にわたり現金合わせて25万円を振り込みだまし取られました。
また、27日は同様の手口の別の投資詐欺で市内に住む30代の女性が現金40万円、パソコンのウイルス除去を発端としたうそ電話詐欺で市内に住む60代の男性が電子マネー12万円分をだまし取られる被害も確認されています。
警察は投資を装ってSNSでお金を要求したり電子マネーカードを購入させコード番号を要求するのは詐欺の手口と注意を呼びかけています。
山口県内ではうそ電話詐欺の被害が相次いでいて、4月1日までの期間、「うそ電話詐欺特別警戒警報」が発令されています。