先月(2月)開かれた技能グランプリで好成績を収めた選手らが、きょう(28日)村岡知事を表敬訪問しました。
造園部門でははじめて、最優秀の金賞を受賞、県勢が活躍しています。
きょうは、大会の各部門で入賞した6人が村岡知事に成績を報告しました。
このうち、山口市出身の庭師 坂本友司さんは、「造園部門」で金賞を受賞しました。
坂本さんは、およそ100年の歴史をもつ山口市の造園会社坂本造園の後継ぎで現在25歳。
造園種目に15人中、最年少で出場、大会では「人と庭の暮らし」をテーマとした庭を制作し最優秀の金賞を受賞しました。
(坂本友司さん)
「大会いざ始まると”年齢なんか関係ない”と思って、 しっかり強い気持ちで臨めたので、仕上げまで最後までしっかり丁寧にやろうと思ってやってきた」
「誰にも負けない練習」をと毎日、夜中まで練習を続けたという坂本さん。造園の魅力を「おうちに対するお化粧」とも表現します。
(坂本友司さん)
「何もない駐車場だけよりは木が1本でも2本でも埋まっていたほうが家も見栄えがするので、更地から立体をつくっていくのが楽しい」
県勢の金賞受賞は5年ぶりで、「造園部門」でははじめての快挙です。
(坂本友司さん)
「今回金賞とれて活躍できたので僕より若い世代が活躍できてもっと同世代が刺激になってもっと造園界や建設業全体が活気ある業界にできたらと思う」
ことしの「技能グランプリ」では県勢として初めてとなる団体賞も受賞しています。
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