宇部市住む50代の女性がSNSでの投資話をきっかけに、現金2000万円をだまし取られる被害にあいました。
宇部警察署によりますと、ことし1月下旬ごろ、宇部市に住む50代の女性がインターネットで投資について調べていたところ、投資家を名乗る人物のSNSを見つけたため連絡を取り、投資情報を交換するグループのSNSに招待されました。
すると投資家を名乗る人物から「3000万円株式投資すれば900万円の利益が得られる」と言われました。
興味を持った女性は勧められた株式投資アプリをインストールし、インターネットバンキングを使って指定された口座にあわせて2000万円を振り込みだまし取られました。
女性は自身のアカウントに振り込んだ金額が反映されていたことで信用し、アプリ上で株の売買を行っていたということです。
利益が1300万円になったことから出金をしようとすると、「税金や手数料として350万円を振り込む必要がある」などと言われたことで詐欺に気づいたということです。
警察では「投資を装ってSNSでお金を要求するのは詐欺の手口」として、注意を呼びかけています。