新社会人が会社の垣根を越えて同期の絆を深めました。県内の中小企業の合同入社式が2日、山口市で行われました。
採用人数が少ない中小企業では同期も少なく、合同入社式は、セレモニーと同時に新入社員同士のコミニュケーションの場にもなっています。
式には12社19人が出席し、それぞれの経営者が新入社員に辞令を渡しました。
(新入社員やの舞台美術・渡邊歩美さん)
「すごい不安で夜も眠れないというのもあったが、入ってみたら、みんな優しいですし、こうやって同期がいるというのを知れてすごい心強く、これから頑張っていこうと思う」
(福田フルーツパーク・田鍋瞬さん)
「ナシとイチゴは全く未経験なので特にナシを挑戦してみたいと思う。」「同期の方々がいて、これから頑張ってみたいと思う」
(福田フルーツパーク・小松彩華さん)
「色々な意見を聞いてみて私も参考にしながら頑張って皆さんと一緒に成長していきたいと思う」
式では、社会人としての挨拶を学んでもらおうと新入社員同士が、名刺カードを交換しました。
(福田フルーツパーク 福田陽一代表取締役)
「同じ境遇の仲間たちと一緒に入社式を迎えられるというのは彼女たちにとっても心強いし、とても良い機会だと思う」
(山口県中小企業家同友会 社員共育委員会 一柳達也委員長)
「入社式、研修を通して色々な経営者とかかわっていただきたい。同期の仲間とかかわっていくことで、ひとりでは伝えられない、色々な仲間から伝えていただくということは大きな価値があると思う」
新たな絆も生まれた合同入社式、県中小企業家同友会では研修会も開くことにしています。
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