能登半島地震から3か月が過ぎました。防府市で2日、大規模な地震が発生したという想定で避難場所を開設する訓練が行われました。
訓練は午前7時10分に防府市内で震度6強を観測したという想定で行われました。
今回の訓練は職員に事前に知らされていませんでした。
対策本部や避難所に配備される職員には災害発生時にはメールが送られ、1時間以内をめどに担当の場所に向かうことになっています。
今回の訓練で開設された避難場所は防府市内の小学校や公民館など52か所。
このうち華浦小学校を担当した職員2人は、メールから30分以内に避難場所に到着し、避難者の受け入れ窓口を設置しました。
(市健康増進課 渡邊武之さん)
「実際の地震もいつ来るか分からないので、緊張感をもっていつ来てもいいように準備していました。市民の方に不安をあたえないように、自信をもって普段から対応して準備したいと思います。」
防府市の防災危機管理課によりますと、対象の職員104人のうち1時間以内に集まったのは90人、全体のおよそ85%だったということです。
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