5月3日に下関市で行われる先帝祭で、稚児や太夫などを務める人たちの初顔合わせが4日、行われました。
下関市の赤間神宮で行われた初顔合わせには、稚児や警固、官女、それに太夫などを務める人たちが集まりました。
来月3日に行われる先帝祭は、今からおよそ840年前の壇之浦の戦いで幼くして亡くなった安徳天皇を偲ぶものです。
豪華絢爛な衣装をまとった太夫らが市内を練り歩き、赤間神宮に参拝します。
今年、上臈道中や参拝で外八文字を披露する太夫役を務めるのは、19歳から39歳の5人で振袖太夫は、下関市の大学2年生市村美冬さんが務めます。
(二番太夫 岸本紗弥さん)
「小さいころからとても憧れていた役でしたのでうれしいと同時に身が引き締まる思いがしました皆さんの心に残る圧巻の外八文字を披露したい」
「驚いたんですけどうれしい気持ちでいっぱいでした華やかな衣装に負けないような外八文字を披露して皆さんに届けられたら」
出演者は、今月10日から練習を行いリハーサルを経て来月3日の本番を迎えます。
また、今年は源平船合戦が5年ぶりに行われる予定です。
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