県警は、少年に対する効率的な「支援」と「事件捜査」を目的とし、今年度2つの組織を新設しました。
県警の生活安全部に新たに設置されたのは、「人身安全・少年課」「生活安全捜査課」の2つです。
県警では、”闇バイト”をはじめとした少年犯罪の変化に伴い、少年に対する効率的な「支援」と「事件捜査」を目的としてこれまでの3つの課を再編統合しました。
(県警・阿久津正好本部長)
「防犯と検挙の両輪で攻めの姿勢で任務を遂行されたい」
「人身安全・少年課」ではDVやストーカーなどの被害者支援に加え、少年に対する防犯活動などを担当します。
「生活安全捜査課」では闇バイトなどの少年事件をはじめ、あらゆる犯罪捜査に務めます。
(人身安全・少年課 貞廣義徳次長)
「(組織改編で)より問題を抱える少年や家庭の声を聞くことができるのではないかと考えている」
(生活安全捜査課 藤田正吾次長)
「他課とも連携しながら、”組織的”に犯罪に対処していきたい」
県警ではこのほか、刑事部に闇バイトなどからなる『匿名・流動型犯罪グループ』の取り締まりを強化する専従班なども新たに設置しています。
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