11日午前、山口市秋穂の沖合で操業中の漁船が転覆し乗組員の男性1人が死亡しました。
船長は「ほかの船舶と衝突した」と話しているということです。
徳山海上保安部によりますと転覆したのは宇部市の漁船・大漁丸、4.8トンです。
きょう午前7時16分頃、山口市秋穂の南およそ18.6キロ沖合を航行中の船舶から「漁船が転覆している、1人海に落ちている」と第7管区海上保安本部に連絡がありました。
大漁丸には2人の乗っていて海に転落していた船長の男性は近くにいた船に救助されましたが、乗組員で宇部市中村59歳の男性が船の中で発見され搬送先の病院で死亡が確認されました。
船長は「底引き網の操業中に船舶と衝突した」と話していて、徳山海上保安部によりますと大漁丸には傷があるということです。
現在、衝突した可能性のある船舶を捜索しています。