周南市は、国の登録有形文化財に指定されている旧・市長公舎の貸し出しを始めると発表しました。
周南市慶万にある旧・市長公舎は大正15年・1926年に建築。元々は海軍の燃料廠の長官が住む建物でしたが戦後、市に払い下げられ以後、市長公舎として使われていました。
建物は洋館部分と和館部分を併せ持つ和洋折衷の木造住宅で2008年に国の登録有形文化財にも指定されています。
これまでは見学のみでしたが建物の認知度の向上や維持費の軽減などを目的にこのほど、一般への貸し出しを始めることにしました。
マルシェや写真スタジオ、それに展示会など幅広い用途での使用が期待されています。
(周南市 藤井律子市長)
「大変すばらしい建物ですから文化財でもあるし多くの人に見ていただきたい利用していただきたいそれが市民益になると思って今回貸し出しを開始した」
旧市長公舎は誰でも貸りることが可能で、受け付けは4月22日からとなっています。