おととし7月、周南市の晴海ふ頭で起きたコンテナ船の転覆した事故で徳山海上保安部は12日、当時の船長と船の運航会社を業務上過失往来危険の疑いで書類送検しました。
業務上過失往来危険などの疑いで書類送検されたのはコンテナ船「まや」の当時の船長(67)です。
また船の運航会社も船舶安全法違反の疑いで書類送検されています。
この事故はおととし7月、コンテナの積み込み作業をしていた「まや」が転覆したもので船長は予定されたコンテナをすべて積み込めば過積載状態となることを知りながら漫然と作業し船を転覆させた疑いがもたれています。
徳山海上保安部の調べに対し当時の船長らは容疑を認めているということです。
この事故では、積み荷のコンテナが漂流し回収作業がおこなわれたほか岸壁も一時、使用できなくなりました。
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