中国地方で活躍する個人や団体に贈られるエネルギア賞の伝統文化賞を岩国市の山代白羽神楽保存会が受賞しました。
16日は、広島市で表彰式が行われ、山代白羽神楽保存会の巻郷満会長が出席しました。
山代白羽神楽は、江戸時代中期ごろから岩国市美和町二ツ野で受け継がれてきた神楽舞で県の無形民俗文化財に指定されています。
保存会は1962年に発足、60年以上にわたり山代白羽神楽を保存・継承していて今回、長年にわたる取り組みが評価されました。
地域の学校で神楽体験授業を行ったりインターネットで動画を配信したりするなど時代に合わせた取り組みを積極的に行っています。
(山代白羽保存会 巻郷満会長)
「どんどん高齢化で人口も減ってはきますがこの地域だからこそ続いてきた私たちの神楽なのでそれを今までの方にも恩返しできるようこれからもがんばっていきたい思います」
保存会は、11月の白羽神社での秋祭りをはじめとさまざまなイベントに参加します。
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