SNSを使った詐欺被害が止まりません。
防府市の50代の男性がSNS上でのやり取りで相手に恋愛感情を抱き現金およそ1030万円をだまし取られる被害にあいました。
防府警察署によりますと、先月14日、防府市に住む50代男性のSNSに外国籍の女を名乗るアカウントから「仲良くなりたい」などというダイレクトメッセージが届きました。
その後、別のSNSでやりとりを続けると、相手から「仕事を辞めて日本に永住し、あなたと生活したい」というメッセージが届き、徐々に恋愛感情を抱いていった男性。
相手からの「私が仕事で得た報酬120万ドルを信頼するあなたに受け取ってもらいたい」というメッセージを信じ「報酬の運搬費や関税など」の名目で指定された銀行口座に現金およそ1030万円を振り込み、だまし取られました。
相手とのやりとりはすべてSNSのメッセージだったということです。
県警によりますと、県内で先月末までに確認されたSNS型投資・ロマンス詐欺の被害額は、すでに2億を超えています。