きょう25日(木)の県内は久々に、安定した晴天が続く一日となりました。高気圧にしっかり覆われ、前線は南西諸島付近まで南下したためです。
あす26日(金)にかけては、南に離れている前線が再び北上を始めます。晴れるのは午前中心で、午後はだんだん雲が増えてくる見込みで、夜は、九州、四国に広がる雨雲がわずかに県内にも流れ込んでにわか雨の所もあるかもしれません。
ただし天気の崩れは、あっても、ごくわずかで、夜の外出時に念のため、折りたたみ傘を用意しておく程度の心構えで良いと思います。日中の気温は22~23度くらいの所が多く、この時期らしい過ごしやすさとなるでしょう。
そして気になる、ゴールデンウィークの天気ですが、始まりの3連休の天気の流れが、当初、見込んでいた状況から少々変わってきていて、27日(土)は前線の北上が鈍く、雨雲はギリギリ県内に届かないか、雨が降っても、わずかににわか雨程度。28日(日)は前線は南に離れて、晴れ間が十分期待できそうですが、29日(月)、昭和の日の祝日がまた前線が北上して、こちらの方が、しっかり天気がぐずつく見通しとなってきました。
その後、5月に入る頃もスッキリしない天気が続きそうですが、2日(金)頃から前線の雨雲が南に離れ始めていく、とみられます。
そして後半の4連休は、穏やかな行楽日和での始まりとなってきそうな雰囲気です。しかし連休クライマックスの5月5日、こどもの日から次の日、6日の振替休日にむけて天気下り坂、と見込んでいます。
連休中、天気は小刻みに変わっていくものの、お出かけ日和のタイミングは何度か巡ってきそうですので、天気に合わせて上手に計画を立てて楽しんでいきましょう。
なお、連休中も晴れる日は気温が上がりやすく、度々夏日を観測するタイミングがある、と見込んでいます。外出時は、お弁当などの食品管理や、熱中症などへの注意を心がけていきましょう。
(KRY山口放送 気象予報士 山本昇治)