今後の在り方が検討されている第三セクター鉄道・錦川清流線について、岩国市は、全線のバス転換などを含む4つの案を示しました。
第三セクター・錦川清流線は利用客数が減少し、岩国市が毎年、1億円前後の赤字を補填しています。
市は昨年度と今年度で清流線の今後の在り方を検討しています。
26日は学識経験者らの意見を聞くヒアリングが開かれ、市は、・現状維持・上下分離方式による存続・全部を廃線とし、バス転換・一部を廃線とし、バス転換の4つの案を初めて示しました。
一部廃線の場合の区間はまだ決めておらず、今年度末に向け、4つの案のメリット、デメリットなどを比較・検討していくということです。
(岩国市交通政策課 秋友康伸 課長)
「今回(専門家から)意見をもらったので、取りまとめて、報告書に反映する。4つの案を出すということ、どれか1つに絞るというものではない」
岩国市は今後、4つの案の収支シミュレーションや沿線住民へのアンケートを行う方針です。
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