ことし2月の山口県内の有効求人倍率は1.47倍と、2か月連続で前の月を下回りました。
山口労働局の発表によりますとことし2月の有効求職者数は前の月と比べ1.3%増の1万9622人、有効求人数は12人増の2万8812人でした。
その結果、有効求人倍率は1.47倍となり前の月を0.02ポイント下回りました。
前の月を下回るのは2か月連続です。
ハローワーク別でみると最も高かったのは山口の1.82倍で最も低かったのは岩国の1.26倍でした。
産業別の新たな求人数について前の年の同じ月より100人以上増加した業種は「建設業」で、一方で100人以上減少したのは「製造業」(-148人)「卸売業」・小売業」(-126人)などとなっています。
山口労働局では県内の雇用情勢について「持ち直しの動きが続く中、求人が求職を上回って推移している」と基調判断を18か月連続で維持しています。