ゴールデンウィーク3日目にして、しっかり雨が降る天気となった県内…日中は一時雨が強く降った時間もありました。夕方になって、いったん雨雲の隙間に入ってきた県内ですが、まだ対馬海峡などに次の雨雲が控えています。
天気をぐずつかせている低気圧や前線は、今夜、県内付近を通過し、あす30日(火)にかけては東に抜けていく見通しです。
今夜のうちは、まだ雨が降ったり止んだりが続く県内ですが、あす30日(火)は、明け方か朝頃には、まとまった雨雲の大部分は県内から抜けていき、日中は、雲は多めながら少し日が差すこともあるくらい、天気が持ち直す所もありそうです。
ただ、日中は北~西寄りの少し冷たい風が吹くことで、最高気温で20度に届かない所もあるなど、軽い上着などが活躍する、空気ヒンヤリの一日となります。薄着で体を冷やしすぎないよう、気を付けましょう。
今後のゴールデンウィークの天気は…
5月の初日は、南に横たわる前線が再びやや北上して県内に近づくことで、一時天気がぐずつく見込みも、そのあとは、ややサイズの大きな高気圧が進んでくる、とみています。5月3日からのゴールデンウィーク後半4連休は、スタートは絶好の行楽日和に恵まれそうです。しかし、5日のこどもの日は高気圧は東に去っていき、6日の振替休日にかけての連休終盤は、天気が大きく崩れる見通し…この先は、雨と晴れを周期的に繰り返す天気変化となりそうです。
なお、空模様により気温の変動も大きく、5月の初日はぐずつく天気の上に気温上昇も鈍く、冷たい雨に注意が必要ですが、後半4連休の日ざしタップリの日では、昼間は汗ばむ暑さになる見込みです。
体調管理などに十分気を付けながら、充実したゴールデンウィークをお過ごしください。
(KRY山口放送 気象予報士 山本昇治)