車両の不具合で2年間運休していたSLやまぐち号。3日の運転再開を前にボイラーへの火入れが行われました
SLやまぐち号のD51型=通称デゴイチ。おととし、石炭と水を積む「炭水車」と呼ばれる車両に不具合が見つかりおよそ2年間運転を取りやめていましたが、修理が終わり、山口に帰ってきました。
3日の運転再開に向け、SLの心臓部であるボイラーへの火入れが行われました。
石炭をくべてボイラー内の水を温め動力の源となる蒸気を生み出します。
命が吹き込まれたSLやまぐち号。その後も、職員による入念な確認が続きました。
(JR西日本下関総合車両所 太田 浩介 新山口支所長)
「2年間本当にお待ちいただいたSL整備に携わる者として社員一丸となってしっかりと元気な姿で走らせられるように努力してきたい」
再び走り出すSLやまぐち号。3日午前10時からは新山口駅で出発式が行われます。