ことし3月の山口県内の有効求人倍率は1.48倍と、前の月を0.01ポイント上回りました。
山口労働局の発表によりますと、ことし3月の有効求職者数は前の月と比べ2.2%減の1万9184人、有効求人数は1.3%減の2万8438人でした。
その結果有効求人倍率は1.48倍となり、前の月を0.01ポイント上回りました。
前の月を上回るのは3か月ぶりです。
ハローワーク別でみると最も高かったのは山口の1.71倍で、最も低かったのは岩国の1.17倍でした。
産業別の新たな求人数について前の年の同じ月より100人以上増加した業種は、運輸業・郵便業(115人)と医療・福祉(121人)です。
一方で100人以上減少したのは、建設業(-166人)、卸売業・小売業(-253人)、生活関連サービス業・娯楽業(-127人)となっています。
山口労働局では山口県内の雇用情勢について「持ち直しの動きが続く中、求人が求職を上回って推移している」と基調判断を19か月連続で維持しています。