大正時代から100年の歴史をもつ山口市秋穂地区のお堂が改修され、5日、地域住民らを集めた式典が開かれました。
幸田大師堂は「お大師まいり」が行われる秋穂地区八十八か所霊場のひとつです。
改修完成を祝う落慶法要の式典には、地域住民などおよそ40人が出席しました。
幸田大師堂は、いまからちょうど100年前の1924年、大正13年に建立されたもので、堂内には千体地蔵や菩薩像などがまつられてます。
しかし近年は建物の一部が崩れてしまうなど、老朽化が深刻な状況になっていました。
そのため去年10月から全面的な改修工事を行い、半年間の工事を経てこのほど無事完成しました。
幸田地区自治会 横沼良希 会長「次の100年を目指して一生懸命お世話をして、仏様を守りながら次の世代につなげていくことが大事だと思う。」
改修にはおよそ1000万円の費用がかかりましたが、およそ9割を地域住民やネット上での寄付で賄ったということです。
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