仏教マニアとして知られるお笑いコンビ=笑い飯の哲夫さんによるトークショーが6日夜、開かれました。
笑い飯の哲夫さんは仏教を独学していることをテレビ番組で公表されたのをきっかけに仏教に関する書籍を出版したほか、現在は、大学の客員教授として仏教を教えています。
トークショーは県立美術館で開かれている「奈良大和路のみほとけ」展に合わせて行われました。
哲夫さんは仏像の中でも如来には煩悩が全くないのに対し、菩薩、明王などには「少しある」と説明し、その見分け方を面白おかしく紹介しました。
「仏像ってね、悪ガキにカンチョーされてると 見てもらったら一番わかりやすいです」「カンチョーされてるけど全く怒りません。なぜか、煩悩がゼロだから」「これが如来さん、ですね」
「次は菩薩ですね・・・カンチョーされて怒りはしません。かまへんよ、ってね」「よく見るとネックレス的なおしゃれをしてる」
「明王になると怒りだすんですね、 三つ編み欲というのも出てきましてね・・・」
「令和古寺巡礼奈良大和路のみほとけ」展は6月9日まで開かれています。
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