企業の人材不足が厳しさを増すなか、村岡知事は、賃上げなどにより魅力ある職場環境を整備してもらうよう、県内の企業に要請しました。
村岡知事は8日、岩国市のCGSコーポレーションと東洋紡岩国事業所を訪れ、要請書を手渡しました。
県はこれまで毎年5月を「県内就職促進月間」とし、高卒者の求人拡大などを企業に要請していましたが、人口減少で働き手が不足し「採用したくてもできない」現状を踏まえ、ことしから「県内企業人材確保促進月間」に変更。
賃上げなど「人への投資」を進め、魅力ある職場環境を整備することなどを要請しました。
(村岡知事)
「人の奪い合いのなかで、県内企業に勝ち抜いてほしいという思いがある。企業の魅力をさらに高めてもらう取り組みを促していこうと」
県や山口労働局は、県内およそ2000社にも文書で要請します。
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