SNSを使った詐欺被害が続く中、岩国市では7日、警察官らが仕事帰りの時間帯に被害防止を呼び掛ける広報キャンペーンを行いました。
7日午後6時すぎ。ショッピングモールに警察官やボランティアが集まり、声をかけていたのは…
仕事から帰宅途中の若い世代です。
SNSなどをきっかけとして投資をすすめたり、恋愛感情を抱かせたりしてお金をだましとる「SNS型投資詐欺」や、「SNS型ロマンス詐欺」は県内では50代以下の被害が7割近くを占めています。
そのため、今回は特に若い世代の人たちが多い時間帯に広報活動が行われました。
(岩国警察署 生活安全課 行徳祐二課長)
「朝や昼ではなくて仕事帰りの方やお惣菜を買いに来る主婦層なども狙っていろいろな世代の方が広めることが重要になってくると思う」
SNSを使った投資詐欺やロマンス詐欺の被害は県内で3月末までにすでに2億円を超えています。
警察官らは、SNSの個別アカウントに誘導される手口などを丁寧に説明していました。
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