JRのケーブル盗で、5人目の逮捕者です。
宇部線・居能駅付近の線路から銅製のケーブル124本を盗んだ疑いで警察は8日、新たに宇部市の男を逮捕しました。
新たに窃盗の疑いで逮捕されたのは、宇部市の建設作業員の男(21)です。
警察によりますと、男はことし2月8日から16日までの間に、すでに逮捕起訴されている3人と共謀し、JR居能駅付近の線路から「レールボンド」と呼ばれる銅製のケーブル124本を盗んだ疑いがもたれています。
警察は8日、共謀の男3人についても同様の疑いで再逮捕していますが、4人の認否を明らかにしていません。
JR西日本によりますと、県内ではこれまでにおよそ450本のレールボンドがなくなっていますが、今回の逮捕で312本分が立件されたことになります。
一連のケーブル盗での逮捕者は5人目で、警察は他の共犯者の存在や残る余罪についても慎重に捜査を進めています。