梅雨を前に8日から山口県内各地でため池の点検が始まりました。
山口市の長堤池。農業用の水源となっているため池ですが、老朽化が進み補強が必要となっていて、決壊したとき住宅などに被害が及ぶ恐れがある「危険ため池」に指定されています。
8日から県全域で危険ため池の点検が始まり、職員らが斜面に陥没がないか水が漏れていないかなどを調べました。
県内にはため池がおよそ7560か所ありそのうち117カ所が「危険ため池」に指定されています。
長堤池では堤防の斜面の一部に陥没などが見つかり、今後、改修工事が行われるということです。
(県農村整備課 中尾 宏昭主査)
「ため池管理者の方には定期的な見回りと草刈りなどを行っていただきもし異常があれば役場や県農林水産事務所に連絡いただければ」
危険ため池の点検は8日から来週にかけて行われます。
この記事の動画はこちらから再生できます