4月、山口市で開催されたロードレース中に意識を失い倒れた男性に的確な救命措置を取り命を救ったとして防府市に住む看護師の女性に山口市消防本部から感謝状が贈られました。
感謝状が贈られたのは防府市に住む看護師・福原満子さんです。
福原さんは、4月14日山口市徳地で開催された「大原湖さくらロードレース大会」でゴール付近で意識を失い倒れた60代の男性に胸骨圧迫やAEDによる救命措置を行いました。
福原さんは子供が大会に参加するため現地を訪れていて救急のサポートを求める声ですぐに現場に駆け付けたということです。
福原さんが駆け付けた際、男性は心肺停止の状態でしたが救命措置により意識を取り戻し現在は回復に向かっているということです。
(福原満子さん)
「今まで毎年、院内で心臓マッサージ、AEDの研修があったので、自分の持っている技術、知識を使って人助けができたことがうれしかった」
山口市消防本部では2012年からAEDの貸し出し事業を行っていて今回、初めてAEDが活用されたということです。
山口市消防本部の酒井健・消防長は「今後の救急講習で模範的な事例として紹介したい」とし福原さんの行動を称えていました。
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