金属加工の分野で世界的評価を受けた周南市の企業が村岡知事に受賞の報告をしました。
受賞報告したのは周南市の末武工業所金近右太社長らです。
周南コンビナートに加工した金属部品を納入する末武工業所はことし3月、アメリカの専門誌で「2024年のアジア太平洋地域のトップ金属形成企業10社」に選ばれました。
その高い技術を生かして一般向けに開発したのが、焚き火台です。
ただ、重さは10キロ販売価格が11万円だったことから、末武工業所は県内企業190社でつくる「やまぐちR&Dラボ」のワークショップに参加し、より小さくてより安い、手のひらサイズのバーベキューコンロを開発。
今回、試作品を村岡知事に贈りました。
バーベキューコンロは2万円で、来週から焚き火台とともに自社のHPで販売を始めるということです。
(末武工業所 金近右太社長)
「遊び心を加えた新しい発想、新しい常識を取り入れてこれからも精進したい」
焚き火台やコンロは海外26か国にも売り出すということです。
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