シイタケの原木栽培が、持続可能な森の取り組みとして海外から注目されています。
これを受け、県椎茸農業協同組合が県とタッグを組み、新たなパッケージデザインの「干しシイタケ」の販売をきょうから始めました。
パッケージのデザインには外国人観光客にアピールするようシイタケの傘を屋根に見立てた和風な建物、そして、刀を腰に携えた侍が描かれています。
原木シイタケ栽培は収穫を終えると原木が森に還るという循環型の栽培方法が欧米を中心に注目されていて大分県などでは海外への輸出がここ数年、大幅に伸びています。
海外では干しシイタケを粉末にしたものを湯に入れスープにしたり肉や魚に振りかけたりして使われているということです。
9日から販売が始まった干しシイタケは主に県内産の原木シイタケが使われています。
(県椎茸農業協同組合 松原近志代表理事組合長)
「今までなかったようなデザインのものを作って外国の人が手に取って見やすいような形にしているので期待している」
商品は、山口市の長州苑のほか「道の駅 仁保の郷」などで販売されていて今後は、海外への販売も検討していくということです。
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