水揚量は22年連続の日本一です。
シーズンの終了にあわせ10日、下関市でアンコウの供養祭が行われました。
下関漁港で開かれた供養祭では、下関水産振興協会の波田慎治会長が慰霊のことばを述べました。
(下関水産振興協会・波田慎治会長)「アンコウは健康と美容に良い魚としておおいに脚光を浴びています。」
アンコウは2隻の漁船が一組になって網を引く「沖合底びき網漁」で漁獲されます。
下関漁港の去年の水揚量は229トンで、統計を取り始めた2002年から22年連続で水揚げ日本一となりました。
ただ、水揚量は2006年の1072トンをピークに年々減少傾向にあり、去年は前の年よりも60トン減少しました。
(県以東機船底曳網漁協・宮本洋平組合長)「いま燃料費も高いですから。アンコウは比較的遠い漁場に行かないととれない。なるべく近場の漁場でとれる魚を狙うというのはもちろんある。我々がとっている漁場で少し資源が減ってきているなという感覚はある。」
次のシーズンから操業する漁船が2隻増えて12隻体制となることから、水揚量が増えることが期待されています。
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