ANA全日本空輸のインド総代表が山口市で講演し、県内の企業経営者に対し、人手不足が課題の日本でインド人材の活用を提言しました。
県内企業の経営者有志で組織する団体=山口経済同友会の通常総会。
ANA全日空のインド総代表でデリー支店長の片桐常弥さんが講演しました。
インドの人口は14億2860万人と世界一で平均年齢は28歳、GDPは今年度6.8%の成長が見込まれています。
駐在12年目の片桐さんは、インドでは多くを占める若年層で就職難が続いていると話し、少子高齢化、人手不足が課題となる日本で、インド人材の活用を提言しました。
(全日空・片桐常弥インド総代表)
「基本的にインド人は温厚で誠実で明るい。
英語はみなさん話せる。日本は行きたい国」
技能実習生は、アジアから40万人以上が来日しているものの、インドからは数百人にとどまっていて、片桐さんは、現地の送り出し機関が少なく日本側も実績や知識が不足していると指摘しました。
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