錦帯橋周辺の城下町の活性化に向け、古民家の宿泊施設への改修などを手掛けるまちづくり企業が、岩国市と連携協定を結びました。
協定書に署名したのは、大阪の「つぎと」と福岡の「つぎと九州」の2社です。
両社はこれまで、岐阜県美濃市や島根県出雲市など全国およそ20の地域で、古民家を、宿泊施設や飲食店に改修し、一帯を分散型ホテルとして展開させる事業などを行っています。
錦帯橋を中心とした岩国の城下町では、歴史的建造物の保存・活用が課題となっています。
両社は今後、城下町にある古民家を改修した分散型ホテル整備など、賑わいの創出や訪れる人の滞在時間の延長につながる施策を検討していくということです。
(つぎと九州 小田切俊彦社長)
「滞在客を増やすためにまずは宿泊を整備して、そこからどう付加価値のあるものを作れるか、地域の方と考えていけたら」
新たな施設の開業は2027年ごろを目指していくとしています。
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