障害者スポーツの発展に貢献した人たちの功績をたたえる県障害者スポーツ協会会長表彰の授与式がきょう(15日)、山口市で行われました。
県障害者スポーツ協会では年に一度、障害者スポーツの発展に貢献した人たちに会長表彰を授与していて、ことしは21人が受賞しました。
このうち、特別功労賞に選ばれた山口陸上競技協会の藤田昌彦さんは長年県内の陸上大会を中心となって運営していて、去年は県内で初めて、健常者と障害者の競技会を同じ会場で同時開催することにも貢献しました。
(藤田昌彦さん)
「一生懸命さなどを知るだけでもお互いに歩み寄るひとつのきっかけになるかなと感じました。(選手たちには)夢を実現させてほしいなと思います」
また、きょうは陸上、自転車、デフサッカーなどの国際大会や全国大会で活躍した18人の選手たちにも特別賞が贈られました。
県障害者スポーツ協会の田中秀夫会長は、「障害者スポーツを通してインクルーシブな共生社会の実現に少しずつ近づいてもらえれば」と話していました。
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