下関市沖で転覆したケミカルタンカーから流出したドラム缶やボートを回収する作業が15日、市内の海岸で行われました。
韓国船籍のケミカルタンカー「キョヨン サン」は、ことし3月20日、悪天候のため停泊していた下関市沖の響灘で転覆しました。
この転覆により、海に流出したタンカーのドラム缶やボートなどが市内の海岸に流れ付きました。
ドラム缶の中身については、安全性が確認されています。
綾羅木海岸では、午前8時から業者が、ドラム缶やボートの回収を行いました。きょうは、あわせて5か所で28本のドラム缶を集めたという事で明日も2か所で回収作業が予定されています。
また、タンカーについてはきょうも、船体を引き起こすための準備作業が進められていて関係者によりますと、今月22日に引き起こす予定という事です。
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