きのう14日(火)は西日本を中心に、雲のほとんどない空が広がりました。現在、県内は広く晴れていますが、朝鮮半島の北には気圧の谷の雲が広がっています。
きょう15日(水)は引き続き高気圧に覆われて、穏やかな天気が続く見通しですが、気圧の谷の雲は徐々に朝鮮半島を南下していき、西日本へと迫ってきます。
そして、あす16日(木)にかけて、この雲は次第に渦を巻く形の「低気圧」となり、日本海へと進んでいく予想です。
上空に強い寒気が流れ込むことで大気の状態が不安定になり、雷雲発達の確率も山陰方面中心に高まる見込みで、県内でも急な雷を伴う雨や、強い突風、場合によっては、ひょうなど氷の粒が降る心配もあります。
ただ昼過ぎになると、この低気圧は東へと抜けるため、しっかりと日差しが届く予想です。
県内は、一日安定した空模様となる見込みです。日差しが強く、洗濯物もよく乾きそうです。
日中の最高気温は、各地25度前後の見込みで、北部でも夏日となるところが出てきそうです。暑さの対策を行いながら、この気温に体を慣れさせていきましょう。
あす16日(木)は未明から大気の状態が不安定。朝にかけて天気が急変するおそれがあり、日本海側ほど強い風に注意が必要です。日中は日差しも届き、安定した空模様となるでしょう。
17日(金)、18日(土)と再び晴れる見込みですが、気温が高く、特に18日(土)は最高気温が30度に達する、今年初の「真夏日」もあるかもしれません。水分補給など、入念な暑さの対策を行いましょう。
19日(日)は徐々に雲が増えていき、週明け20日(月)にかけてぐずついた天気となるでしょう。
紫外線情報です。きのう14日(火)に引き続き、紫外線は非常に強くなる見込みです。外出の際はしっかりとケアを行いましょう。
(KRY山口放送 気象予報士 秋山幸輝)