今朝にかけて、北からややまとまった雨雲が県内に迫り、ところどころで雨が降り始めています。またこの雨雲とともに、日本海沿岸の海域を中心に、風も少々激しく吹いているところもあります。
日本海には上空に寒気を伴う低気圧が進んでくる見込みで、県内は寒気の影響で大気の状態が不安定になるとともに、低気圧の急発達によって風も強くなります。
このあと朝の通勤通学の時間帯をピークに、急な強い雨や雷など突然の天気の変化に注意が必要です。また西寄りの風もかなり強まる心配があり、雨傘を開くときや車、自転車の運転など十分注意が必要です。
午後は雨雲は東へ抜け、広い範囲で晴れ間が出るまで天気は持ち直しそうですが、夕方ごろにかけてもところどころで雨が降り、風もやや強く吹くところがあるでしょう。
日中の最高気温は各地20度前後の予想です。きのう15日(水)よりも3度ほど低くなるところが多く、各地で4月下旬並みの気温となりそうです。
あす17日(金)から週末にかけて、再び安定した空模様が続く見込みです。日差しが強く、特にあさって18日(土)は最高気温が30度に達する、今年初の「真夏日」となる予想です。この週末に運動会を予定している学校も多いと思いますが、水分補給など、より一層入念な暑さの対策を行いましょう。
19日(日)の夜からは徐々に雲が増えはじめ、週明け20日(月)にかけてぐずついた天気となるでしょう。
紫外線情報です。
午後日差しが届きだすと、紫外線が非常に強くなるところも出てくる見込みです。
引き続き、しっかりとケアを行いましょう。
(KRY山口放送 気象予報士 秋山幸輝)