自動車の整備技術の向上に役立ててほしいと下関市に本社を置く自動車販売会社が職業訓練学校に教材用のエンジンを贈りました。
贈呈式では山口ダイハツ販売の松崎洋社長が代表の生徒に教材用エンジン5基の目録を手渡しました。
県立西部高等産業技術学校はものづくりのための職業訓練を行っていて、自動車整備課では2級自動車整備士を目指しおよそ30人が学んでいます。
今回、山口ダイハツ販売が贈ったエンジンはダイハツの軽トラックなどに搭載されている最新式のガソリンエンジンです。
生徒たちは現在およそ40年前のエンジンを使って整備の方法などを学んでいて、この新しいエンジンでは分解や組み立て、測定の仕方を学ぶということです。
(西部高等産業技術学校 雪野凌大さん)
「新しいエンジンなので昔と違う仕組みをしているので分解組み立てをするとなると楽しみ」
(山口ダイハツ販売 松崎洋社長)
「最新の機材で最新のスキルを学んでスキルを上げて即戦力の人材として社会に羽ばたいていってほしい」
山口ダイハツ販売では教材用のエンジンの贈呈は初めてだということです。
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