「物流の2024年問題」などを受け新幹線などを使った荷物輸送サービスが17日から始まりました。
東京駅で行われるイベントに向け県内からも活きサザエなど、生鮮品や特産品が新幹線に積み込まれました。
JR西日本グループでは3年前(2021年5月)から新幹線と特急による荷物輸送サービスの試験運用を行っていて17日から正式に事業化されました。
17日から東京駅で始まったJR6社によるイベントに向け今朝、新山口駅から活きサザエのほか、アマダイやキジハタなどの鮮魚セット生外郎などが新幹線に積み込まれました。
(県農林水産部・ぶちうまやまぐち推進課 内田明主任)
「農林水産物は鮮度が重要となるのでその日のうちに大阪や東京まで届くサービスは大きな魅力このサービスを県内の事業者にしっかり活用してもらい美味しくて新鮮な県産農林水産物の魅力発信や販売力の強化につなげていけたら」
(JR西日本・藤田志保さん)
「新幹線は早く運べる揺れも少なく時間も正確に運べる利点があるのでたくさんの事業者にこのサービスを活用していただきたい」
JR西日本の特急と新幹線による荷物輸送サービスはグループ会社が窓口となり、個人対象ではなく事業者と契約するもので、1回につき、重量は20キログラム未満となっています。
県内でのサービスの取り扱いは新山口駅のみとなっています。