児童・生徒が平日に家族と一緒に校外学習できる、山口県の新たな制度「家族でやま学の日」が6月から県立学校でスタートします。
村岡知事は働きながら子育てができる充実感を感じられる山口県にしたいと話しました。
「家族でやま学の日」は児童・生徒が平日に家族と一緒に校外学習できる新たな制度で、欠席扱いにはならず年間3日程度の取得が可能です。
6月から県立高校などあわせて55の県立学校で始まることになっていて、市町立学校は準備が整い次第となっています。
(村岡知事)「保育料の支援ですとかそうしたこともですね、思い切ってやった部分もありますけれども。山口で働き子育ても充実しながらできる。子供たちもそれを喜びを感じる、 幸せを感じる山口県にしたいと 考えています。」
全国に先駆け、去年9月にスタートした愛知県のアンケート調査では取得済み、または取得希望の保護者は小・中学校などでは35%。県立学校では25%いたということです。
土日に休みにくい家庭でも子供とのふれあいが増えたなどの声がある一方、教職員の多くが自分の子のために取得できないことや、給食を止める事務が煩雑になるなど学校現場の負担が増える課題も浮かび上がっています。
村岡知事は今後について「生まれた課題を共有し、教育委員会でより効果的に改善していくことが重要」と話しました。
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