担い手不足が進む建設現場を「持続可能」にしようと、岩国市の高校生が生産性を高める器具の開発に取り組んでいます。
20日に国道2号のバイパス「岩国大竹道路」の工事現場を訪れたのは、岩国工業高校3年生およそ20人です。
工事を担当する市内の建設業「ミヤベ」が協力し、土嚢づくりや杭打ちなどの作業を体験しました。
岩国工業では、担い手不足が進む建設業界を持続可能なものにしていこうと、今年度、4学科の生徒が共同で、重たいものの運搬や溝掃除などを補助し工事の生産性を高められる器具を考案することにしています。
(岩国工業3年 越拓磨さん)「かがむ姿勢があり、物も重たいのですごく大変だった。少子高齢化で働き手が足りていないので、ひとりひとりが生産性を高められるようなもの、工夫をしていきたい。」
生徒は今年度中に、試作品を提案することを目指しています。
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