山口県立美術館で開かれている「令和古寺巡礼 奈良大和路のみほとけ」展の入館者が22日、2万人を超えました。
2万人目の入館者となったのは周南市から夫婦で訪れた阿部康幸さんです。
クラシックギターを製作する職人だという阿部さんは、仏像を製作した職人の思いにも触れたいと話していました。
(2万人目の入館者・阿部康幸さん)「手の加わったものを作り上げてきた職人たちの歴史、 色々な人たちのことを思いながら妻が行こうと誘ってくれて来ました。」
(妻・比呂子さん)「中々、現地に行くことができない。 色々なお寺の仏像が見られるということで楽しみにきた。どんな違いがあるのか表情をゆっくりと見て帰りたい。」
法隆寺や東大寺、薬師寺などの貴重な仏像およそ70点を展示する今回の特別展。
法隆寺の観音菩薩立像は、この像に祈ると「悪夢が吉夢に変わる」という伝承から「夢違観音」の愛称で知られています。
特別展「令和古寺巡礼 奈良大和路のみほとけ」展は、6月9日まで開かれています。
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