22日夜、山口市で開催されたアイドルグループのイベントの参加者が帰宅できなくなり、多くのファンがJR新山口駅で一夜を過ごしました。
(重冨孝典記者)
「朝5時半の新山口駅です。新幹線のりばには、多くの人が行列を作っています。」
23日朝、始発前の新山口駅にできた長い列。
なかには、浴衣を着たひとや横になっている人も…
というのも22日夜…
山口市のきらら博記念公園で、アイドルグループの大規模なイベントが開かれ、県内外から多くのファンが集まったのです。
(兵庫県から)
「たのしかったです」
しかし終了後、会場から駅に向かうバスが渋滞で大幅に遅れ、終電を逃す人が続出。
(兵庫県から)
「夜行バスで帰ろうとして時間過ぎていたので、ここでずっといました。外で待つのが長かったなって感じです。もともと終電に間に合わないかもしれないとイベント告知があったので、しょうがないかなって」
なかには、「タクシーが捕まらず、予約した市内のホテルまでたどり着けなかった」と話す人もいて、駅で一晩を過ごす人も多くいたということです。
この事態にJR西日本は、災害用の水やビスケットを配るなどしました。
朝6時、新幹線の始発が出るまでこの状態は続きました。
この記事の動画はこちらから再生できます