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事件関係者から直接話を聞かず捜査書類作成 山口県警50代男性巡査部長を訓戒処分

KRY山口放送 2024年5月24日 14時47分

県内の警察署に勤務する50代の男性巡査部長が事件関係者から直接話を聞かず捜査書類を作成したとして、訓戒処分を受けていたことがわかりました。

所属長訓戒の処分を受けたのは、県内の警察署に勤務する50代の男性巡査部長です。

県警監察官室などによりますと、男性巡査部長は去年、事件の捜査書類を作成する際、事件関係者から直接話を聞いて作成しなければならなかったところ、同じ現場にいた別の警察官の又聞き話をもとに書類1通を作成しました。

県警によると、事件捜査に影響はなかったということですが、公文書を作成する重要性の認識が薄いなどとして、この男性巡査部長を今月7日付けで所属長訓戒の処分としました。

男性巡査部長は聞き取りに対し、「事件関係者に確認して捜査書類を作成するのがわずらわしかった」と話していたということです。

県警監察官室は、「指導・教養を徹底して再発防止に努めて参ります」とコメントしています。

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